明治・大正・昭和を駆け抜けたマジシャンたちの数奇な運命と
和歌山の仲間たちを描き出すヒストリカルマジック戯曲

作/金沢寿美(三名刺繍) 原作/金沢天耕 演出/佐藤香聲

和歌山と大阪をつなぐ『演劇街道(シアターロード)きのくにプロジェクト』

酔筆奇術偏狂記

紀州城下町・てまりの歌鳴るぶらくり町で、
消えたコインと破いたお札、サインの描かれたトランプカード。
夫が求めた手品の世界と、妻が磨いた小さなちゃぶ台。
男と女、背中合わせのロマンシティズムに種も仕掛けもありません。

『演劇街道(シアターロード)きのくにプロジェクト』とは …

このプロジェクトは和歌山と大阪を演劇の道で結ぶプロジェクトです。
地域を越えて、紀州のカルチャーシーンを盛り上げます。
大阪などで活動中の地元出身俳優たちも、古里のステージに立とうと集まりました。

和歌山・和歌浦が舞台やして

本作品は、劇作家・金沢寿美の祖父にあたるマジシャン「 金沢天耕」の
自叙伝『酔筆奇術偏狂記』を舞台化します。マジックの聖地である、
明治・大正・昭和のブラクリ町や和歌浦を舞台としたストーリーを幻想的な演出で届けます。